次第に風が強くなり、昼過ぎから霙→雪→雨となる。
最低気温は上標津での+1℃で、最高気温は中標津での+2.5℃で「3月中旬並」。
雨とプラス気温により圧雪部分はグッズグズ。
大きな穴や轍により、朝からあちこちで車があずっていたとのこと。
※あずる=自動車の車輪が雪道にはまり脱出困難になること
いやはや今年の冬は本当に酷い。
さて、嵐は明日の昼くらいまでだそうだが、はてさてどうなるか...。
ところで、
以下は自分が以前まとめた当町の災害&事故年表。
1913(T2) 低温大凶作
1920(T9)8/9 標津川氾濫
1923(T12) 低温凶作
1926(T15) 大凶作
1929(S4)9/23 極めて強い初霜のため秋作不良
1930(S5) コガネムシ(成虫)大発生
1931(S6) 大凶作
1932(S7)6/29 大晩霜被害
1933(S8)1/18 猛吹雪により養老牛で児童4人、武佐で大人1人、開陽で児童2人が死亡
1933(S8) コガネムシ(成虫)大発生
1934(S9) 降雹により農作物被害
1934(S9) 冷害凶作
1945(S10) 冷害凶作、コガネムシ(幼虫)大発生
1936(S11) コガネムシ(成虫)大発生
1938(S13)5/14 コガネムシ(幼虫)発生。道庁から駆除命令が出る
※S13~14年頃 豪雪により鉄道不通(復旧まで12日)
1941(S16) コガネムシ(幼虫)大発生
1942(S17) コガネムシ(成虫)発生
1945(S20)3/10 養老牛地区で吹雪による凍死者1名
1945(S20) 大凶作
1945(S20)7/14 空襲(計根別飛行場で3人死亡、重軽傷6人)
※計根別駅の蒸気機関車、上武佐の土田旅館が機銃掃射される
1949(S24)12/28養老牛で造林人夫18人が猛吹雪で遭難し5人死亡
1952(S27)3/4 十勝沖大震災
1952(S27) 冷害凶作
1953(S28) 冷害凶作
1955(S30) 阿寒バスが羅臼~中標津間で転覆(重軽傷18人)
1956(S31) 武佐~中標津間で列車転覆(負傷者24人)
1957(S32) 冷害凶作
1960(S35)3/13 融雪災害のため3人死亡(内1人消防団員)
1962(S37)6/29 十勝岳の大爆発による降灰を町内各所で確認
1963(S38)1/28 養老牛地区で震度5発生
1964(S39)2/15 猛吹雪によりあわや除雪車遭難
1964(S39)6~9月冷湿害発生、農畜産物被害2億円にのぼる
1966(S41)10/14~17 集中豪雨
1974(S45)5/8~14 融雪災害
1973(S47)6/17 根室・釧路地方に震度5の地震発生(震源地根室沖)
※一週間後に同規模の地震発生
1975(S50)8/5 16:05頃から約15分間計根別地区に降雹(ガラス2,600枚破損)
1983(S58)3/11 YS11の墜落事故発生(重軽傷者5人)
1990(H2)5/12 降雹(直径4㎝)車、住宅、農作物に大被害
1993(H5)1/15 釧路沖地震発生(震度5、M7.8)各所に被害
1994(H6)10/4 東方沖地震発生(震度6、M8.1)烈震により甚大な被害
(重症5人、軽傷122人、被害総額約95億円)
2013(H25)3/2 暴風雪により5人が死亡
これを見ていて、ちょうど今時期(3月上旬)に以下の災害が起きていることに気が付いた。
・1945(S20)3/10 吹雪による凍死者1名
・1952(S27)3/4 十勝沖大震災
・1960(S35)3/13 融雪災害のため3人死亡(内1人消防団員)
・1983(S58) 3/11 YS11の墜落事故発生(重軽傷者5人)
・2013(H25)3/2 暴風雪により5人が死亡
特に下の3件については町の歴史の中でもかなりメジャーな出来事である。
不安を煽るわけではないけれど、もしかするとここ数日間は中標津にとって油断ならぬ時期なのかも・・・。(あくまで個人の感想です)。
ともかく、今回の嵐が何事もなく過ぎ去ることを祈るばかりです。
写真は、現在のシラカバ並木
by Y
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