2016年5月17日火曜日

郷土館友の会活動day

早朝雨→曇り→晴れ。
最低気温は中標津での9.4℃で「6月下旬並」、最高気温は空港での16.1℃で「6月上旬並」。

午前中は、郷土館友の会(中標津の自然を知ろう会)の総会&サクラ観察会&お花見でした~(^O^)

↓総会の様子


↓サクラ観察会の様子

あいにくの雨でしたが、次第に雨があがり無事観察することができました!
本当に良かった~~(^_^.)
今回は、サクラの花弁の離層などを観察しました。
 
例えば、
↓開花したばかりのタカネザクラ(ミネザクラ)
 
↓開花して、数日経過したタカネザクラ(ミネザクラ)
 
2枚の写真を見比べると、花弁の根本が赤くなっているのがわかりますでしょうか?
サクラは、花弁の根本に離層ができると赤くなり、散ります。
 
↓開花間もないエゾオオヤマザクラ(オオヤマザクラ) 
 
↓開花して、数日経過したエゾオオヤマザクラ(オオヤマザクラ)
 
因みに、純粋なチシマザクラは離層ができても赤く変色しないそうです。
 
あくまでも、これは基本的なサクラの構造、しくみのお話です。
サクラは自家受粉しないので、別の品種の花粉と受粉して結実すると花のつき方、色などが変わったりします。
ですから、すべてのサクラがこのようになるというものではありません。
 
と言うことで、「~ザクラ」と断定することは非常に難しいです。
 
話は代わりますが、
「森林公園のサクラを愛でながらお茶会をできたらいいなぁ~」といつも思います。
 
本日のブログは、学芸員のMでした。

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