最低気温は空港での1.7℃で「10月下旬並」、最高気温は同所での14.8℃で「10月中旬並」。
さて、ブログのタイトルのとおり町内某所にて、根室管内初となるクロヅルを今回確認しました。
午前11時半頃、日本野鳥の会根室支部顧問Aさんから「根室管内で初めてクロヅルを確認した」との情報提供を頂き現場へ急行しました!
確かに、タンチョウ12羽の群れの中に、灰色の羽をまとったクロヅルが1羽いました。
しばらくしてから、クロヅルはタンチョウ1羽に誘われるかのように後をついていき、どこかへ飛びさっていきました。
残念ながら、一眼の望遠レンズでは届かず、プロミにスマホをあてて撮影しました。
わかりずらい写真となってしまい申し訳ありません!!<m(__)m>
クロヅルは、ユーラシア大陸で繁殖し、中国やアフリカ、インドなどで越冬するという。
日本では、鹿児島県が数少ない越冬地であり、他県でみられるのは稀であるそうです。
↓クロヅルがいた周辺環境の様子
クロヅルは、主に水田や湿地帯を好むようです。
今回確認された周辺環境は、元湿地帯で、牧草地に隣接してデントコーン畑が
広がっており、最初はデントコーン畑にいたのを確認したそうです。
日本野鳥の会のサイトによると、これまでクロヅルを撮影できたのは
鹿児島県(4例)、滋賀県(1例)のみということで、北海道での撮影はかなりのレアかもしれません!
本当に貴重な珍鳥を観ることが出来幸せのひと時でした。
問題は、カメラですね…
さてさて、明後日は(一財)中標津町文化スポーツ振興財団主催でナカシベツ大学の特別編として
町の歴史の謎をひもときながら、往時のあしあとをたどるバスツアーを実施します。
まだ、バスの座席に余裕があるそうですので、ご興味のある方は、(一財)中標津町文化スポーツ振興財団へお問い合わせください。
コーディネーター/ NPO法人伝成館まちづくり協議会 飯島 実 氏
特別ゲスト/佐々木 信重 氏
当日のガイドとして僕も同行させて頂きます!
問合先/(一財)中標津町文化スポーツ振興財団 TEL:73-1131
本日のブログは、学芸員のMでした。
すごい!!
返信削除とくに学術的には。なのですが…
これって、いわゆる「温暖化」の影響なのか?
と、いうのは、
・鳥って結構「勘違い」で異種の鳥たちと一緒に飛んでくることもあるようなので断定できない
・もともと、地球は4000年周期で、氷河期と間氷期を切り返しているわけで、その「地球のデフォルト値」と、今の気温変化がどう違うのかがよくわからない
・もし、その「デフォルト値」と大差ないのなら、「平均気温が上がって困る」というのは、単なる人間の我満でしかなく、いわば「おてんとさまに、無駄に逆らっている」に過ぎない
からなのです。
要因は、温暖化の影響なのでしょうかね?
削除ここ数年、メディアなどの報道をみると、異常気象などの影響により、生物相の活動範囲が変わってきているように思いますね。
そういった意味でも、非常に興味深い事例ですね。byM