最低気温は空港での‐5.7℃で「3月下旬並」、最高気温は同所での1.3℃で「3月上旬並」。
現在、しるべっとで開催中の特別展『90th Anniversary 旧北海道農事試験場根室支場』について、おかげさまで好印象の評価を来観者の方から頂いています。
本当にありがとうございます~~<m(__)m>
さてさて、
そんな、特別展のポスターにもなっている旧庁舎の塔屋にはじめて上がらせていただきました。
↓旧庁舎
↓現在の旧庁舎(現:伝成館)
↓今回上がらせて頂いた塔屋
なぜ、今回上がったかというと…
今まで旧庁舎に色が塗られていたとは考えられていなかったのですが、昭和3年6月17日発行の『釧路新聞』(『北海道新聞』の全身)の記事に、「現代式茶褐色」と記されていたのがわかり、塔屋の外壁に色が残っていたとの情報もいただき上がった次第です。
↓塔屋までは、この木の梯子を使って上がります。
↓窓からの景色
↓正面につけられているアンティーク調の窓
↓このドアは、かつては屋上の出入り口でして、
建設当初は、勾配屋根がないので、ドアを開けると屋上となっていました。
そこでは気象観測などが行われていました。
また、戦時中は、軍部が監視のために、この塔屋を使っていたそうです。
そして、ドアの外側に問題の外壁の色がみえます。
↓若干、出入り口の淵に黄色みがかった色が見えます。
↓塔屋の外壁部分
全体がこのような色に塗られていたのでしょうかね…?
もう少し色が濃かったかもしれないですね。
それにしても、貴重なものを見させていただきました!
本日のブログは、学芸員のMでした。
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