2017年9月19日火曜日

俵橋小学校にて地域学習!

今日の天気は、晴れ。
最低気温は空港での10.0℃で「9月中旬並」、最高気温は同所での24.4℃で「8月中旬並」。

昨日、台風が通過したため、出勤前に施設周りをしましたが、敷地内で結構太い枝が地面に突き刺さっていたりしたのを目撃しましたので、郷土館や分館(国の登録有形)などの施設に影響がなくて本当によかったです~~(-_-;)

↓今朝方の標津川

 
標津川の水位も結構上がっていたようです…。
 
 
さて、その後は、地域学習のため、俵橋小学校に久々に訪問させて頂きました!
 
今回は、”俵橋”の地名がどのようにして誕生
したのかをテーマに、地名誕生からはるかに遡って江戸時代から話を進めていきました。
 
 
↓江戸~昭和にかけての学習内容を年表でまとめて、
所々を穴埋めにして生徒に書いてもらうようにしました。
 


 
 
 
 
生徒たちは、普段から俵橋の地域に興味関心を持っておられるようで、熱心に授業を受けてくれました。ありがたかったです~~
 
また、自分としては、俵橋小学校が、昨年で開校百周年を迎え、中標津原野最初の学校がこの地域で誕生した歴史的背景を考えると、今回の授業は感慨深くなりましたし、教育史にも触れさせていただきましたので、なおのこと緊張しました。
 
そんな中、校長室でお宝を発見しました!

 
なんと俵橋の地名の由来となった
↓”俵橋”の橋のプレートが飾ってあったのです!
 
これには、テンションアゲアゲになりました!!('◇')ゞ
授業前に、貴重な資料を見させて頂きました。<m(__)m>
 
↓橋のプレートは三代目のものでした。
 
本日のブログは、学芸員のMでした。
 
 
 
 
 
 
 

2017年9月15日金曜日

今日は標津へ

今日の天気は曇り。
最低気温は上標津での9.3℃、最高気温は空港での16℃で「10月中旬並」。


午後からは、文化財事務打ち合わせで標津町に行っておりました~

会場の標津町生涯学習センターあすぱるでは、『標津町文化財特別展 このまちの宝が伝える地域の物語』(主催:標津町ッ教育委員会)が、開催されていました。






会期:平成29年9月2日(土)~9月24日(日)
会場:標津町生涯学習センターあすぱる
観覧時間:9時~17時
観覧料:無料
主催:標津町教育委員会

普段中々見ることのできない標津町のお宝が展示されていて、興味深かったです~~(^_^)

町の指定文化財候補の案件がいくつかあるので進めなくてはいけないと改めて感じたところです…。(>_<)


会議終了後、標津町学芸員のOさんから、明治40年頃に駅逓も兼ねていた旅館、”宮嶋旅館”の建物が現存しているとの情報を教えて頂き現場へ行ってい来ました!

 




外観は古写真でみる感じとは様相は変わってしまっていましたが、この駅逓所取扱人をしていた人物は、中標津原野開拓にも関わりがあるので、少しテンションが高くなってしまいました~~笑


内部がどうなっているのかが、気になるところです。

本日のブログは、学芸員のMでした。




2017年9月11日月曜日

今日は、中標津小学校へ

今日の天気は晴れのち曇り。
最低気温は空港での6.4℃、最高気温は同所での21.4℃で「9月中旬並」。

春先に、友人から頂いたグラジオラスの球根を郷土館の花壇に植えてみたのですが、
芽がでてきてから、しばらく経っても茎という茎がなく、ショウブのような葉っぱだけでしたので、本当に花が咲くんだろうかと心配しておりましたが、ひと月前頃から花芽がでてきて、先週あたりからようやく咲き始めました。

予想以上にキレイな花で、少し郷土館の花壇が明るくなったような気がします!(^_^)




さて、
午後から、火おこし体験の授業のため、中標津小学校へ行ってきました!
今回は、クラブ活動の一環でしたので、お隣では料理教室、廊下では卓球などをしており、今までの火おこし体験の授業とは少し様相が違っていたように思います。







全ての班が火おこしに成功してよかったです~~(^O^)/


小学生時代のクラブ活動でペットボトルロケットを作って飛ばしたり、河川の成り立ちを砂山で再現したりしたことが懐かしく思い出されました~~('◇')ゞ笑


本日のブログは、学芸員のMでした。








2017年9月7日木曜日

外勤day

今日の天気は、晴れ。
最低気温は上標津での16.6℃、最高気温は中標津での24.9℃。


午前中は、郷土館友の会のみなさんと一緒に町花エゾリンドウの作業をしました!


リンドウの花が最盛期でした!!



今回は早めに作業を終えて、リンドウの周辺をA先生と一緒に散策して自然学習しました。





↓A先生から教えて頂いた赤い実の植物

 
 
↓茎の肌はマムシに似ていることから、
 
 
マムシグサとも称されているそうです。
さらにマムシと同様、毒を全身にもっているそうです。
 
だから、赤い実は、野鳥が食べることはないという…。('◇')ゞ
が、昔は癌の薬として少量を飲んだとか。
毒を毒で制するという考えのもとで。
 
植物の正式名称は、丸山公園の丸山の麓に自生していたあの"コウライテンナンショウ"でした!
花はあまり目立たないですが、実は派手でした~~
 
その後は、遺跡の調査で使用した道具洗いを会の皆さんに手伝って頂きました!
みなさん手際よく、流れ作業でスムーズに洗浄してました。
楽しく、スマイルで!




 
正直助かりました!!
手伝ってくれた会員のみなさんに感謝です!!<m(__)m>
 
それと、昨日用事があり、今年度調査区の遺跡を歩いたらまた、石器を拾いました!
 
 
まだまだ、あるかも…?
 
 
 
 
 
 
 

2017年9月5日火曜日

郷土館友の会バスツアー!

今日の天気は晴れ。
最低気温は上標津での8.0℃、最高気温は中標津での27.2℃で「最も暑い時期を上回る」。

久々の夏日でしたが、もしかするとこれが最期の夏日になるのかな…?
少しづつ木々の葉が色づき秋めいてきました。

そんな中、郷土館友の会(中標津の自然を知ろう会)のみなさんと道内研修のため美幌町と網走市までバス遠征して来ました!

先ずは、美幌博物館学芸員の町田さんから「自然再生を学ぶ」をテーマに、町で取り組まれている「手作り魚道」の実態について、教えて頂きました。




その後、駒生川に魚道をつくる会長の橋本さんにも同行して頂き、実際の現場へ。
 


↓こちらの落差工は元々1Mはあったそうです。

 

魚道を設置したところ今では、サクラマスなどの魚類が遡上しているとのこと。
 
↓模型です。
 
実際は土をもった黒い網の部分は、草が生えて目立たなくなっています。
 
↓網ですくって頂くと確かにフクドジョウや
 
アメマスが遡上していました!(^.^)/
 
 
 
午後からは、「北の人々のくらし」と歴史系にテーマを変えて、
網走市郷土博物館学芸員の梅田さんに、モヨロ貝塚館の中をご案内して頂き、オホーツク文化の人々の暮らしや営みについて学びました。
 

 
さらに、場所を道立北方民族博物館に移して、館の学芸員さんから館内説明をして頂き北方大陸の人々の文化について学びました。
 

 
各博物館施設担当の学芸員さんには、ご多忙にもかかわらず対応して頂き、会員さんからの多くの質問にも丁寧にご回答して頂き本当にありがとうございました!!<m(__)m>
 
自然系と歴史系の両方が学べる贅沢な一日だったのではないかと思います。