春日和が続き、屋根屋根から雪解けの水が滴る音が鳴り響いています。
金曜日には天候が崩れるようですが。
さて、先週、文化財事業の打ち合わせを町民の方々と行わせていただきました。
その時に、町民の方から「(文化財の)次世代の継承って、言っておきながら、「子供」たちのこと忘れてない?」とのご指摘をいただき、まさに頭が真っ二つに割れる思いをいたしました。
本当に、「次世代の継承」と言った時に、次世代を担う子供たちへのメッセージが忘れていたことを気付かされました。
打ち合わせ中は、昔の町の様子を写した写真を
モニターで見ながら、企画案が盛り上がりました。
今作成中の文化財の保存・活用のマスタープランにも、「郷土学習の充実化」などありきたりではありますが方針を立て、措置を盛り込んでおりましたし、先生方との郷土学習の充実に向けたワークショップの実施など、カリキュラムの内容を見直していきたいということは考えておりました。
また、先日の文化庁の博物館法改正におけるオンライン研修を受講した際にも、資料のデジタル化、アーカイブを推進し、学校教育の中でタブレット端末で子供達が、いつでも、どこでも、資料を見られるようにしておくことが望ましいし、写真資料に疑問符がつくことで教材に早かわりになるというようなことが紹介されていましただけに取り組んで行かなければと思うこの頃です。
さて、文化財事業の企画内容が、決まりましたらご案内いたします。
楽しみにしていただければ、幸いです。
(M学芸員)
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