2017年5月12日金曜日

久々の火おこし

今日の天気は、晴れ。
最低気温は上標津での1.9℃、最高気温は同所での13.3℃。

本日は、丸山小学校で久々の火おこしでした!(原始生活体験事業)

例年のとおり、町内における古代史をお話しした後、実際に火おこし体験をしてもらいました!



 

 
 
各班全部とはいきませんでしたが、ほぼ火おこしができてよかったです。
お話しも熱心に聞いてくれました!!ありがたいです~~

毎回、火おこしのやり方を説明する前に、自分たちで火おこしの道具を考えて使ってみるということを試みているのですが、今回は一人の生徒が早々と火種を作り、火がつくところまでいったので驚きました!!
残念ながら、火種は消えてしまいましたが、危うく使い方の説明がいらなくなるところでした…。
('◇')ゞ

来週、再来週も各町内の学校を巡回して火おこしなどをする予定です。

~おまけ写真~
連休中立ち寄った江差のパン屋さんに飾っていたかたこもちの型



型を見ると職人の美意識を感じ、そこに柳宗悦先生が言う「民芸の美」に通じるところがあるのではないかと思ってしまいます。因みに、郷土館にあるのは落雁用の木型です。

「民藝というのは民衆の手で作られる品を指します。私が是等のものを特に尊ぶのは、
ここで美と生活との調和を見るからです」
by柳宗悦 『人と物1 柳宗悦』
(まだ、柳宗悦が設立した民芸館を見ていないのです。早く見に行きたいのですが…。)


かたこもちとは、主として米粉と黒糖をねったものを木型に押してふかしたもので、江差にいた時は、祖母が法事や端午の節句などでよく作ってくれました。
ところが、道東に来て「かたこもち」のお話しをすると「知らないね、ここでは食べないね」と回答する人が多いではないですか!?。
同じ北海道と雖も食文化が異なるとは驚きました!
と言っても色々な地域から北海道へ移住者が入ってきているから当然と言えば当然ですね。

本日のブログは、学芸員のMでした。






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