2016年2月29日月曜日

お知らせ!明日、郷土館は臨時休館です。

今日の天気は、曇り→雪へと変わりました。
最低気温は-17.0℃で「最も寒い時期を下回る」、最高気温は中標津での-2.7℃で「最も寒い時期を下回る」。

気象庁のシナリオによれば、釧路・根室地方では、29日夜のはじめ頃から3月1日にかけて急速に発達する低気圧の影響により、大雪、猛吹雪、吹き溜まりによる交通傷害、暴風になる恐れがあるということです。

なお、暴風雪警報が、明日9時~18時まで発令される見込みです。

と言うことで、
明日、郷土館は閉館となります。<m(__)m>

 
 
ByM

2016年2月26日金曜日

郷土館友の会での語り部の一端

一日、晴れておりました。
最低気温は中標津での-19.8℃で「最も寒い時期を下回る」、最高気温は上標津での-3.4℃。
今日も冷え冷えです…。


午前中は、中標津小学校3年生が昔の道具調べで郷土館に来館されたので、その対応を行い、
正午は、FMはなのラジオに出演し、その後は事務作業をしておりました。

因みに、一昨日は…

昨年で戦後70年目を迎えたことから、郷土館友の会の活動で会員お二方から戦中、戦後における根釧地方の様子についてお話していただきました。

最初に、対談形式で戦中釧路で体験された空襲の様子や当時働いていた日本通運での仕事などのお話について伺いました。
(当時の惨劇が伝わってきました…(-_-;))
また、会員の中からも、質問をだしてくれたりと、ディスカッションもしながらお話してくださいました。



その後、
会員のもう一方から、ご自身がお持ちになっている写真をスライドで投影しながら、当時の酪農の生活の様子、教師として勤務していた学校の様子などについてお話して頂きました。

 
入殖した中西別でのお話では…
当時、移住者世話所の主任が、食事に困っている農家さんがいたら、躊躇なく自分の食事を分け、お金に困っていたら、給料から貸し与えるなど入殖者を愛しよく面倒を見たと親や兄から、伝えられたとお話してくださいました。しかし、農業指導では、一刻も早く成功して欲しいという願いから、農業指導には厳しかったと伝えられたそうです。
また、今のように規則がさほど厳正なものではなく、世話所主任の厚意で入殖者に対し便宜を図っていたと語ってくれました。

文献資料の中でよくでてくる「移住者世話所」での様子などが、ともてもよくわかり非常に面白かったです。「本当に、移住者の日常百般のお世話をされていたのだなぁ~」と感慨深く聞き入ってしまいました~(^O^)


本日のブログは、学芸員のMでした。

2016年2月25日木曜日

お知らせ!! 明日FMはなに出演します!!

今日は一日晴れていました。
最低気温は空港での-22.3℃で「最も寒い時期を下回る」、最高気温は中標津での-4.3℃で「最も寒い時期を下回る」。
中標津、上標津でも-20℃を下回り、非常に寒い~~一日でした…。(-_-)

さて、
本日は、郷土館の管理運営に関する打ち合わせやラジオの原稿執筆などをしておりました。
また、午前、午後と中標津小学校3年生のみなさんが、昔の道具調べで郷土館に来館されました。
様々な質問をたくさんしてくれました!!

囲炉裏につり下げてある自在鉤を実際に上下させて見せると生徒のみなさんから「へ~すごい~」と歓声が上がりました!!中には「いいなぁ~」「欲しい~~」という声も。
さてさて、つるすところはあるのでしょうか…?(^_^;)





話は代わりまして、
明日、なかしべつ地域コミュニティーFM「FMはな」の「ナカシベツヒストリー」に出演させて頂きます。時間は12時20分頃放送です。
今回は、「昔と今で大きく異なることは何だろうか?」というお話や計根別市街での商業の歴史を少しふりかえってみたいと思います。



ぜひ、お聞きになって頂ければ幸いです!!!
よろしくお願いします。<m(__)m>

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2016年2月17日水曜日

お知らせ!!~景観フォーラムの開催~

一日晴れておりました。
最低気温は中標津での-16.1℃で「最も寒い時期を下回る」、最高気温は同所での0.6℃で「3月上旬並」。

今日の午前中も、東小学校3年生のみなさんが昔の道具を調べに郷土館へ来館されました。
その対応、事務作業をしておりました。
午後からは、郷土館友の会の活動の打ち合わせや事務作業をしておりました。

さて、
今週金曜日、中標津経済センター(なかまっぷ)にて『景観フォーラム』が開催されます!!

生活や生業といった日々の「営み」や環境の現われが“景観”をつくりだしています。いきいきと住み続けられるまちを目指すために、まちの景観を考えていくときの主役はみなさんです。

まち全体の良好な景観について、本フォーラムで一緒に考えてみませんか?



第1部 基調講演 
     
     『日常の暮らし・生業が支える景観づくり』
      神戸芸術工科大学 教授 小浦 久子 氏

第2部 パネルディスカッション
     話題提供:中標津の景観計画について ~検討状況等の情報提供~
     中標津町景観計画策定委員会委員長 坂井 文 氏(東京都市大学 教授)
 
     
 
    
     
     座談会『中標津で大切にしていきたいこと、協働のまちづくりに向けて』
  
     パネリスト:小浦 久子 氏、坂井 文 氏
            森田 正治 氏(NPO法人道東動物・自然研究所 理事長)
  
    コーディネーター:NPO法人景観ネットワーク理事 東田 秀美 氏


日  時:平成28年2月19日(金) 19:00~ (開場18:30)
場  所:中標津経済センター(なかまっぷ)
入場 料:無料
参加申し込み:不要

主  催:北海道根室振興局
共  催:中標津町、NPO法人景観ネットワーク

因みに、郷土館では、NPO法人景観ネットワークと協働で中標津の景観学習にも積極的に取り組んでいます!!

一昨年は、西竹小学校で、格子状防風林の特徴や効果などについて、模型をつくり実験したりしていました。



学校の先生からの後日談ですが、
生徒からは、自分たちの身近に格子状防風林があることを知り、「あの林は格子状防風林だったんだね」「あそこの林は河畔林かもね」「あれは格子状防風林かもね」と話されていたそうです。それだけ、格子状防風林に興味関心を持ってくれて、こちらもうれしく思いました!!(*^。^*)


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2016年2月16日火曜日

団体見学、学校の授業へ

一日、晴れておりました。
最低気温は中標津での-16.3℃で「最も寒い時期を下回る」、最高気温は中標津での-2.8℃で「最も寒い時期を下回る」。

午前中は、東小学校3年生のみなさんが昔の道具を調べに郷土館へ来館されました。

質問も多く、一生懸命調べていました!




 ↓昨日、本日と意外に「膳箱」の用途の説明に驚かれていました!!

「江戸時代は、膳箱の中に自分たちのお箸や食器が入っていていました。食事の際に、膳箱から食器を取り出して、膳箱の上にお茶碗やお箸を置いて、食事をしていたんだよ。その後、食器を洗ってしまっていたんだよ」と説明したら、生徒数人から「いいなぁ~欲しい!!」「便利!!」という声が!!笑
幼かった時の自分を思い出してしまいました~~(^_^;)


午後からは、
計根別学園中学生(全校)を対象に、中標津における戦争遺跡の名残について説明させて頂きました。因みに、陸軍の飛行場があるのは別海町ですが、計根別地区ともゆかりがあるのでお話しました。

生徒さんは、格納庫の基礎跡や掩体壕といった戦争遺跡をみたこともあり、興味深々で聞いてくれました。



↓最後は、交流センターで開催中のパネル展を見学していました。


メディアによる調査に反して、生徒さんたちは、先の大戦に興味関心があるのだと感じました。
その後、計根別学園にて景観学習の打ち合わせなどをしておりました。
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2016年2月15日月曜日

キラキラ光る雨氷~

一日、晴れていました!
最低気温は上標津での-9.6℃、最高気温は空港での-0.3℃で「2月下旬並」。

早朝は、
昨晩の雨が樹木などにあたり凍結したお蔭で、樹木は日光にあたりキラキラ光りキレイでした!!
(*^_^*)

 

 
 
 


↓オオタカ
そっと近づいたのですが、逃げられてしまいました~(-_-;)


午前中は、
東小学校3年生の生徒さんたちが、昔の道具調べで郷土館に来館されました。

 
一生懸命、昔の道具について、調べておりました!!(^<^)
 
 
午後からは、明日の授業の準備や事務作業などをしておりました。
 
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2016年2月12日金曜日

日々移りゆく…

一日、晴れ。
最低気温は空港での-16.4℃で「最も寒い時期を下回る」、最高気温は中標津での-0.3℃「2月下旬並」。


さて、数日前
古くから計根別市街で商いをしていた某商店の建物が、残念ながら壊されたと伺いました。
記録撮影しておくべきだったと後悔してしまいました…(-_-;)
幸いGoogle earth ストリートビューで見られるとのことですのでデータを残しておきました!!(^_^;)


↓改修前の○商店
 (昭和42年頃撮影)

↓昭和55年8月に撮影された計根別市街
と、言うことで
午前中は、昔と現在の市街図を見比べて、古くから商いを開いていたゆかりのある建物に目検討をつけていました。雪どけ時期に記録撮影しておこうと思います。

中標津市街は、少しですが秋口に撮影したりしてました!
今後も、少しづつ撮りためていかなくてはと思います。

午後からは、
郷土館友の会、景観学習の打ち合わせ、来週行う授業の資料作成などしておりました。

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2016年2月10日水曜日

建国記念日の前日

早朝は雪が降っておりましたが、次第に晴れに変わりました。
最低気温は上標津での‐4.3℃で、最高気温は中標津での0.3℃で「3月上旬並」。

午前中は、図書館にて郷土調査その他事務作業をしておりました。
午後から、来週計根別学園で行う講義資料を作成していました~
ついついあれやこれやつけたしたくなるのが悪いクセです…(+_+)
「なるべく短く簡単に!!」と思っているのですが…(-_-)



さて、12年前の今日、中標津大橋仮橋が開通しました。
 
↓中標津大橋を壊しているところ


 

 
↓因みに、これが今日の中標津大橋
 

 ↓道路は解けていますが、歩道にはたくさん雪があります
 
12年前の写真をみると、結構雪が積もっていますね。
そんな中、工事が進められていたんですね。
ちょっと意外でした!!('◇')ゞ
 
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2016年2月8日月曜日

オジロワシ・タンチョウの調査へ

一日、晴れておりました。
最低気温は中標津での-12.6℃で「2月下旬並」、最高気温は空港での-5.0℃で「最も寒い時期を下回る」。
このところ、暖かい日が続いて良かったです!!(^<^)

午前中は、スノーシューを履いてオジロワシ、タンチョウの調査にいってましたー。


↓調査地点までは、はるか遠くです~(-_-;)

↓道中、キツネの足跡があったり、


↓ネズミを捕食するためにほったと思われる跡などがありました。
(写真中央の凸)
↓プロミを使ってオジロワシの巣の様子を確認。

↓巣の補修もなく、中にいる様子もない…


↓と、言うことで近づいて見てみましたが、いる気配がないので
別の場所へ移ったようです…(-_-)
今後は、周辺で営巣していないか調査してみたいと思います。

↓昨年の秋に作ったタンチョウのニオ


↓周りには、タンチョウの足跡がいっぱいついていました!!


ニオに来ているようなので、とりあえず一安心。(^_^.)

午後からは、タンチョウ、北方関係の事務作業をしておりました。
いつものことながら、外勤しているとあっという間に終業時間がきてしまいます~~(^_^;)

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2016年2月5日金曜日

特別展設営&計根別学園にて授業!!

一日、晴れておりました。
最低気温は中標津、空港での-8.3℃で「3月中旬並」、最高気温は中標津での0.9℃で「3月上旬並」。久々に、最高気温はプラスになり、暖かいい日でした!(^O^)

午前中は、交流センター(計根別地区)にて、明日から開催する特別展『根室管内に残る戦争遺跡』の設営をしておりました。






2月6日(土)~28日(日)まで開催しておりますので、交流センターへお越しの際はぜひご覧になって頂ければと思います。『中標津町郷土館だより 第27号』も置いております。

さて、
午後からは、計根別学園にて昔の道具についての授業をしておりました。

最初に、「時代」について説明した後、昔のモノの年代やその変遷について説明しました。
 
 


↓その後、給食で使ったナプキンを洗濯板で洗い、軍艦
アイロンでアイロンがけをしたりしました。
 
 
 
 ↓石臼で大豆をひかせたりしました!

↓柱時計の音色にも、感動されていました~~(*^_^*)
 
興味しんしんでたくさん、質問してくれました~(^O^)
昔の道具だけでなく、年号にも興味をもってくれて、「「平成」のあとは、何時代?」との質問を頂きました。少々驚きましたが、自分も少し興味をそそらされます…笑(^_^;)
生徒のみなさんのレスポンスがよく、こちらも生徒と一緒に楽しく授業をさせて頂きました。
<m(__)m>

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2016年2月4日木曜日

町内巡検へ

一日、晴れておりました。
最低気温は空港での-19.8℃で「最も寒い時期が下回る」、最高気温は上標津での-1.0℃。

午前中は、インターシップのため来町されている酪農大学の学生さんの案内をしておりました。
郷土館にて、簡単に中標津の歴史を説明したりしました。
その後は、伝成館にて、飯島さんから旧北海道農事試験場の歴史や施設の概況について説明して頂きました。




一番、お二人が興味をひいていたのは、
飯島さんが作られたチョウの模型や水鳥の模型が実際にスイスイと飛行していることに驚かれていました!!!(^O^)

最後は、昨年11月にオールオープンした中標津町児童センター「みらいる」へ行って来ました。
はじめて館内に入りましたが、ステキなつくり子どもたちに優しい建物でした。

 
 


↓中でも、カラマツの柱が目に入り、木のぬくもりが伝わり、
床暖が設備されており非常に快適な建物でした~(^O^)


↓隠れ家のような休憩スペース
 
 
 ↓靴をはくためのイスが、かわいらしかったです!
 
「みらいる」(中標津児童センター)とは…
児童館機能、中高生の交流や活動の拠点となる機能、並びに子育て家庭への支援機能を持つ、幼児から高校生までを対象とした児童健全育成の総合施設です。
建設には、平成23年度から地域の中高生による「建設プロジェクトチーム」を結成し、「ありのままの自分でいられる場所」を基本コンセプトとして、基本構想、設計、配色に至るまで要望や意見を取り入れた施設建設を推進しました。
 
対応して頂いた、飯島さん、「みらいる」のI係長ありがとうございました。
お疲れ様でした。<m(__)m>
 
午後からは、明日の講座の準備、郷土館友の会の活動にかかる打ち合わせ、問い合わせ対応、事務仕事、別件の講座の準備などをしておりました。
 
本日のブログは、学芸員のMでした。