2017年10月18日水曜日

郷土館友の会活動で春国岱へ

今日の天気は、晴れ時々小雨。


(昼過ぎ、丸山公園にて撮影)
 
最低気温は空港での‐0.5℃で「10月下旬並」、最高気温は同所での8.5℃で「11月中旬並」。
 
 

昨日は、郷土館友の会の活動日でした。
今回は、春国岱のネィチャーセンターの職員Z氏にガイドをお願いして、春国岱にて野鳥観察会を行いました。

最初は、春国岱の地形や自然環境についてZ氏より説明して頂きました。





↓その後、現場へ行きましたら、


↓早速、オジロワシがお出迎えしてくれました!!Σ(・□・;)
(成鳥ではなく、亜成鳥でした)
 
 
 
今回確認した野鳥:オナガガモ、オジロワシ、オオセグロカモメ、オオハクチョウ、
ダイゼン、タヒバリ、ツグミ、アオサギ、ハシブトガラス、スズメ
 
↓一方、植物ではアッケシソウの茎が赤く色づきキレイでした。
A先生曰く、塩分を含む土壌では多くの植物は生息することはできないが、
アッケシソウは塩を吐き出す機能があるため塩性湿地でも生きていけるとのことです。
 
↓手前が塩性湿地で、その奥は高くなっており草原性の植物が生息している。
そのため、キレイに植生の分布域が分かれています。
 
春国岱では、ハマナスがエゾシカの食害により減少してきているため、
実験的にフェンスでハマナスを囲い経過観察されていた。
 
ハマナスが減少することにより、花の蜜に集まる昆虫や結実した実を食す野鳥にも影響があるのではないかということで、今回の実験にいたったという。
 
ハマナスの食害対策は根室市、根室市歴史と自然の資料館、日本野鳥の会根室支部、市民団体と協同で進めているそうです。
 
↓現在、背丈も伸び、数十個結実しているとのこと。
 
↓フェンスの看板
 
と、見ていたら
↓キタキツネがフェンスの中へ入りました!
ヒトがフェンスの中へ入れないことを考慮しての行動。
何と賢い行動でしょう~~
恐れ入りました~~
 
↓観察会中は、小雨がやや強く降っていましたが、
帰り際には上がり雲の隙間から陽ざしが見えてきました。
 
何ともタイミングが…。
でも、実りの多い一日だったと会員さんたちは帰りの車中で喜んでおりました。(^-^)
 
準備して頂いたZ氏に感謝!感謝です!
ありがとうございました!!<m(__)m>
 
本日のブログは、学芸員のMでした。
 
 
 
 
 



















0 件のコメント:

コメントを投稿