2016年3月10日木曜日

ヤナギの冬芽~~(^O^)

一日、晴れておりました。
最低気温は空港での-14.6℃で「2月中旬並」、最高気温は中標津での1.2℃で「3月中旬並」。

本日の午前中は、標津町へ標津町教育委員会主催「天然記念物標津湿原保全対策シンポジウム 標津湿原の現在」を拝聴しに行っておりました。
地質、植物、昆虫、魚類、鳥類、哺乳類の各専門家から調査研究を踏まえて、標津湿原の特異性について報告されていて非常に興味深かったです。

地質分野 岡 孝雄 氏の報告によれば、
ボーリング調査の結果、俵橋湿原、中標津における海の流入はなかったとお話されていました。
その要因には、当時噴火していた摩周の火山灰の堆積が影響していたと考えられるという。

午後からは、郷土館友の会の活動の資料作成などをしておりました。

昨日から、
郷土館友の会の活動の資料用に、ヤナギを何種か自宅で経過観察しています。

↓ストーブの近くで、日当たりのいい場所に置いてます~
実は、写真には、ヤナギではない樹木があります…。
それは、エゾニワトコです。
(因みに、写真右の壺は、先生に教わりながら自分で作りました…(^_^;))
 

↓昨日のエゾノキヌヤナギ

↓今日のエゾノキヌヤナギ(♂)
「やく」と思われるものがでてきました!!
 
↓エゾノバッコヤナギ(♂)
昨日は、真っ白の花穂(カスイ)だったのが、
緑色に変化しました!
 
*花穂(カスイ)=麦や稲の穂のように、小花が密に集まって円錐状あるいは円柱状などしているもの
 
↓オノエヤナギ(♂)

花穂が徐々に大きく膨らんできました。
 
 
日々変化するヤナギを見るのが楽しいです!!
 
本日のブログは、学芸員のMでした。
 

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